DREAM.7

見ました〜スカパーで。
まさじいは「ペーパービュー代を払ってまで見る価値があるか」と、ずいぶんと迷っていましたが、足関十段も出るし、跳関十段も出るし、腕ひしぎ十段(笑)も出るしな〜ってことで、見ることになりました。
ものすごく単純な疑問が・・・
川尻はクラッシャーやったし、青木はバカサバイバー。以前と同じニックネームです。なのに今成の足関十段は「妖怪足極め」。これは今成が言い出したみたいなので、まあいいですけど、石田の青春のエスペランサが「全力マン」になったのは、ちょっと納得がいかないっす;
フェザー級トーナメント。
やっぱり軽い階級なんで早くて試合は面白いけど、勝負がつきにくくて判定が多いのが残念。10分5分の2Rでは、なかなか。それに、またどんなルール変更があったのか知らないけど、ブレイクがものすごく早くて、明らかに攻めてるのに「膠着を誘発した」ってイエローカードをくらっちゃったり、相手に固められて何もさせてもらえない状態でいると「消極的だ」とイエローカードをくらう。そのたびにブレイクだから、攻めてるときは「ふざけんな!」だし、攻められてるときは「助かった〜」だろうし・・・
第一試合のビビアーノは、明らかに攻めてたのに「アクショーン」を連呼されてイエローをもらい「Why?!」ってかなり怒ってました。結果、判定で勝ったからいいものの、あのイエローのせいで負けてたら、大暴れでしたよ、きっと。
元WEC王者のビービは総合初参戦のレスリング王者に終始押されっぱなし。ビービもウォーレンも強いのか何なのかわからないままでした。
ウィッキーは、なんか面白かった(笑)。
前田吉朗には、頑張ってもらいたかったのだけど、辛勝。相手のミカ・ミラーが、手足の長い柔術家で、かなり苦戦した感じ。これじゃ、前田のすごさは伝わらないよ〜;でも、ミカ・ミラーがすごく上手いなぁって感じました。変形の三角というか、両足でラバーガードのような状態になって、相手の両腕を固定。どっちかというと菱形な形で、自分の手を相手の肩と首の間に入れて頚動脈を圧迫する技で、前田がかなり苦しそうになったときに、レフェリーが前田に「消極的だから」とイエローを出したのは、ちょっと衝撃でした。おいおい。
高谷は、さすがにKOしてくれました。相手は韓国の柔道王で総合初参戦。1Rを互角にやりあったのは、相手のキムを褒めるべきでしょうね。客が高谷にだけは「高谷さん」って呼んでたのが笑えました。
今成正和vs山本篤は、ちょっと拍子抜け。今成の足関を見ることなく終わってしまった。山本は、すごく足を意識してたと思うし、仕方ないけど。山本がパワー全開でいけなかったのは今成の力だし、パンチを当てられて効いた振りして引き込むのなんかはすごく上手かったし、そこから三角とか腕とか狙いにいったけど極めきれなかったのは、山本もさすがだったと思う・・・けど、今成の足関が見たかったんですよ;


というわけで、優勝候補と目されてたビービが落ちた以外は、まあまあ予想通りの展開ですかね?


ワンマッチ。
全力マンと連呼される石田くんが根性を見せたって感じ。根性論。中村の腕狙いを悉く凌いで、試合を支配した(?)ってことで判定勝ち。攻めてたのは中村だったと思うけど。中村も負けたってほどのことではないからいいんだろうけど、腕に固執しすぎた感は否めない。
青木真也はさすが。来月からウェルターでやるっことで、今回は74キロ契約での試合。特に動きが悪いとかってこともなかったし、来月までにもう少し増量してパワーをつけるのかな?ただウェルター級の選手のパンチは、やっぱり重いと思うし、気をつけてほしいな〜楽しみ。
川尻は、妙に元気でした。クラッシャーのパンチではなかったけど、快勝でベルトへの意欲満々。


このへんのワンマッチがメインだったら、見終わった後スッキリで、もう少し「面白かった〜」と思えたかも。いや、面白くなかったわけではなくて、ただちょっとスッキリしなくて、イマイチ感が残ったのが残念。やっぱり、この状態ではアメリカに太刀打ちできる状態じゃないし、分裂してる意味がわからんよ;選手も勢力も客も分散してるんでは、お先真っ暗。空席の目立つ会場も淋しいしね。