HERO'S 2007 開幕戦

遅くなりましたが、感想です。

ビトー・“シャオリン”・ヒベイルが凄かった!ヒクソンの再来といわれるほどの柔術技は、上山龍紀に何のディフェンスもさせなかった。これから大注目の一人になりました!!
ブラックマンバをアナコンダ・チョークで締め上げた宮田和幸も、見事な復活でよかったです。KIDに顎を砕かれて以来の試合なので、やはり膝は怖かっただろうと思うのですが、うまくテイクダウンをとって変形のスピニングチョークをきめて、とても盛り上がりました♪
桜庭和志も、無事に試合を終えられて良かったです…でも、ちょっとここのところ輝きがたりないなぁと思ってしまう;とりあえず勝てて良かった(笑)
宇野薫所英男も、見事な完勝。力の差を見せ付けた感じ。というか、力の差がありすぎ。
そのほかの試合も、全てTKOか1本で決まり、面白いと言えば面白かったが、大味だったり、力の差がありすぎたり、タレントだったり…そんなだから、会場の空気が薄い感じがするんだと思う。会場に熱さがないのが、TVを通じて分かってしまう。メンバーは決して悪くないのに、こんなふうにしかならないのは、やっぱりマッチメイクの問題が大きいんでしょうねぇ;
第一試合のメルヴィン・マヌーフVS高橋義生では、リング下でのボディチェックで、マヌーフの足に塗布物があったことが発覚。年末にあんなことがあったのに…です。まるで、今回からはちゃんとチェックしてますよ〜っていうアピールのようで、気持ちが悪かったです;もし本当にアピールでわざとマヌーフにそういうことをさせたのだとしたら、あまりにもあざといし幼稚です;;
山本宜久に勝った柴田勝頼を、Pはすっかりお気に召したらしく、「良い試合だった!トーナメントに出したい」を連発。山本に勝ったからと言ってなんだというのだろう?(笑)まぁ、柴田勝頼は総合向きだと思うので(プロレスをしてるときは、なんだか中途半端な、どっちつかずの状態だったから)、船木のところで頑張るのは良いと思うんですが、それが吉とでるか凶とでるか…今回は吉とでたのでヨシとしましょう。