戦極

観ましたよ〜スカパーですけど。平日開催にも関わらず、代々木第一体育館が満席だったそうで…まずは良かったですね。
内容的には、後半すごく盛り上がったので楽しかったのですが、戦国時代を意識した、ルール説明や入場アナウンスが、かなり浮いてて失笑;普通に「赤コーナーより○○選手の入場です」と言えばいいものを、「赤コーナーより○○選手出る!」…出るって;でも、コーナーはコーナーなんだwなんだか、その度に力が抜けてしまって、試合への集中力が切れるのが痛かったです。段取りもややグダグダで(笑)でも、ダンナによると、「最初の大会なんて、こんなもんやって」とのこと;まぁ、いいか。


第1試合と第2試合が判定で、微妙なスタート。判定は30−28とかではなく、唐突にマストジャッジが発表されるので、ジャッジ的にどれだけの差をつけたのか分からないんですよね〜;一応、3人のジャッジが30−28のような判定をつけ、その上でドローになる場合は試合全体をみて「どちらが戦極に近いか」を考えてマストをつけるんだそうです…それが一番微妙かも。
今、BAUT REVIEWを見たら、3人のジャッジが出てました。後から見せられてもなぁ・・・

第3試合で、滝本が足関節をとられてタップアウトしちゃったのはビックリでした。エヴァンゲリスタ・サイボーグって、そんなにサブミッションできる人やったっけ?最初にすごいローを受けてグラってきたので、その影響もあったのかな?アキレスがガッチリ極まったようでした。「そろそろ1本が見たいねー滝本に期待♪」って思ってたので、まさか寝技で負けるとはでも面白かったです。

第4試合は、藤田とピーター・グラハム。挑発しあって大騒ぎした割には、試合はアッサリ味。グラハムも打ち合う気は満々だったろうけど、テイクダウンされた後は、無理をしない感じでした。こんなところで肩や腕を痛めたら本業に差し障るって思ったに違いないです;

第5試合は、三崎。相手もアフガニスタンのシアーは修斗のライトヘビー級のチャンピオン。さすがにパンチは早いし重い。郷野が解説してたように、三崎はちょっと落ち着きが無い感じでした。でも、きっちりチョークで決めてくれました。
マイクで「チケットが高い」ってやたら言ってたのが面白かったです(笑)

第6試合は五味が登場。相手のラドウィックの圧力が強くて、最初はやや押され気味。1年ぶりの試合で、試合勘も戻ってないだろうし、一時は辞めるかもって心配された五味なので、モチベーションは?とか心配だったけど、いいフックが決まってドクターストップ。
マイクの途中で泣きそうになった五味を見て、「あぁ、戻ってきてくれたんだなぁ」って実感しました。偉そうなことをビッグマウスで言ってる五味より、周りに感謝してる五味の方が好きなので。そうそう、入場曲が変わってました。気分一新なんでしょうね。

メインは吉田とジョシュ。ジョシュのいきなりのバックドロップに、夜中にもかかわらず「おおー!」って声を上げてしまいました。終始ジョシュが圧倒していて、吉田はうまくディフェンスするものの、それで精一杯。キャッチの技で足首を捻り上げたり、かなりエグイ技が連発。かと思うと、ぶっこ抜きのジャーマンをしかけようとしたり、とにかく吉田との試合が楽しそうなジョシュが印象的でした。しかも、最後は吉田からヒールホールドでタップを取るんだから、やっぱりジョシュは強いです♪
試合後には、藤井恵をリングに上げてラブラブ。ほんと、この二人は仲良しですね〜

さて、戦極のルールなんですが、
「グランド状態にある相手が背中や臀部をマットにつけている状態、および3点ポジション以上の場合、スタンド状態にある選手による足の甲での攻撃(サッカーボールキック)は禁止」
これもまた微妙…キックに入るときか、キックが入ったときなのか、そのタイミングをはっきりしておかないと、また同じことなんじゃないかとおもうんですけど。それに膝はOKなんですよね〜うーん;膝の方が危険じゃないか?
今回の大会では、グローブから指が外れて、試合が中断することがよくありました。新しいグローブになったんでしょうが、試合形式でのチェックをしなかったんでしょうか;そのグローブを着けるときも外すときも、スタッフの前ですることになったんだそうです。三崎の試合のあとをカメラが追いかけて映してました。秋山のやったことの影響は大きいなぁ(笑)でもスタッフが丸め込まれたら意味ないから、カメラが入らないとダメだよ〜しかもそれを全部公開しなきゃ(爆)あーめんどくせ〜;

入場セレモニーのときも、試合後も、「夢では終わらない」とか「夢みるだけでいいのか」とか、DREAMを意識した言葉がいっぱい出てきました。さてさて、これからどうなることやら…です。楽しみ半分、不安半分。