PRIDE 無差別級GP 決勝戦 レポ

遅くなりましたがレポです。先日、まっちゃんのところに寄った帰りに、金ちゃんのところにも届けようと思ってたのですが、行き損ねました;近いうちに行きますので、もう少し待っててくださいね。
というわけで、以下、ネタばれします。

  1. ミルコ・クロコップ vs ヴァンダレイ・シウバ(1R 5'22" KO )

ミルコの圧勝って感じ。すごい気迫で、とにかく負ける気がしないミルコでした。シウバもこの体格差でよく頑張ったと思うけど、カットしてからは完全に防戦一方だったし、カットで見えない右目の上に綺麗なハイキックが決まったので、仕方ないなという感じでした。シウバはきれいな弧を描いて倒れたので、ちょっと心配しました。

  1. アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs ジョシュ・バーネット(判定1-2)

1Rから息をつかせぬ攻防。寝たらノゲイラ有利って言われてましたが、そこは百戦錬磨のジョシュ、すごいバランスをみせコントロール。アキレス腱固めのチャンスでうちは最高潮の盛り上がり(笑)。「アキレスではきまらん!ヒールねらえ!」と「セコンドかっ!」とツッコミが入るほど。しかし、その後腕十字をとられ「うわっ抜け〜」と、また大騒ぎ。もうだめだと思ったけど、うまくポイントをずらしたみたいで、脱出。2R終了間際には逆にジョシュが膝十字を極める。変な方向に折れ曲がっていたので、これは終わるかと思ったんだけど、終了のゴングに救われる。
結果、判定でジョシュの勝ち。両者ボロボロだったけど、いい試合を見たっていう感慨にふけらせてもらった。うちとしてはUFCのジョシュを見てるので(プラスUWFの流れもあるのかな?)、ジョシュに思い入れがあるので、ついついジョシュサイドで見てしまったけど、ノゲイラもすごかった。拍手。

  1. 決勝 ミルコ・クロコップ vs ジョシュ・バーネット(1R 7'32" KO タップアウト)

スタンドでの攻防では、さすがにミルコが強く、攻め込まれたジョシュがテイクダウンを狙った際にミルコがカット。ドクターストップだったらどうしよう・・・と一瞬ヒヤリとするも再開。ミルコの猛攻に耐えられずダウンしたジョシュにミルコのパウンドの嵐。ジョシュが足間接を狙いにいったときに、ミルコの指がジョシュの目に入ってしまったらしくタップアウト。
え・・・という感じではあったが、やむを得ない。準決勝のダメージの差がありすぎだったので、ちょっとかわいそうな気もするが、それも実力のうち;今回のミルコは本当に強かった。もちろん、われらがジョシュも素晴らしい試合と楽しいパフォーマンスをしてくれた。感動☆

  1. その感動に水を差す、その他の試合

いちいち説明するほどのものはないんだけど、さすがにコレはないと思ったので・・・
中村和裕 vs 中尾“KISS”芳広 1R10分・2-3R5分の末、判定
どっちも負け!会場からも大ブーイングだったけど、TV観戦してるほうも大ブーイングでした。ほとんどお見合い&振り回し+スタミナもない・・・3Rも見るなんて拷問だった。ブーイングの試合は客に次のラウンドを見たいか決めさせてほしいとホトホト思った。この試合がなくて休憩が半時間多くなる方がまだマシな気分;
GPの試合がすごかっただけに、そのほかの試合は、かなりな×。