久しぶりに興奮したK-1

正直、最近のK-1は面白くなかった。さすがにGPは盛り上がるけど、それ以外の興行には？マークが付くことが多かった。今回は新設された「スーパーヘビー級」のベルトをかけた初代王者決定戦と「ヘビー級」のベルトへの挑戦者決定戦があって（当日まで知らなかったんだけど・笑）、盛り上げようとしてるんだなぁという意図は感じられた。ベルトがあるから盛り上がるって訳じゃないと思うんだけどね；
そもそも、日本人（というか武蔵？）をチャンピオンにしたいから新設したようなこの階級分けもどうかと思うし、ヘビーの方は2回戦して、スーパーヘビーの方は1回だけで王者を決めてしまおうっていうのも筋が通ってないし･･･（っていうかヘビーはルスランとバダ・ハリの今回の試合が事実上決勝だったと思うけど）。
相変わらず、Pはムカつくし(笑）。「ありえないマッチメークですね〜」って・・・全国から「自分で言うな！」ってツッコミが入ったと思う。実況アナにも突っ込まれてましたが；
でもまあ、今回の放送は、久しぶりに面白かった！二人して声を上げてしまう試合もたくさんあったし。途中で角田さんが入ってきて説教したのも笑えたし(爆）。

とりあえず、マイティ・モーがチェ・ホンマンを見事にKOしたときに飛び上がった。サモアンは馬力が違う！モー最高！試合後のホンマンが何をほざいてるだろうと悪意満々でネットをチェックしたら、「負けは認める。準備が足りなかった。」って。準備が足りないって最低やん；対照的にモーが「オレはいつでも準備万端だ。」って言ってるのが笑える。

ヘビー級タイトルマッチ挑戦者決定戦のバダ・ハリ 対 ルスラン・カラエフがすごかった。遺恨マッチだということもあって、序盤からヒートアップしてましたが、ついにバダ・ハリがダウン。ルスランはツメが甘いので一度ダウンをとると後が怖いんだけど…と思ってたら、バダ・ハリにポカンとやられて足からクニャンって倒れてしまいました。それまでの試合が吹っ飛ぶ大逆転劇で大騒ぎ！

また次の試合が藤本祐介 対 武蔵というのが辛いなぁ…スゴイ試合の後ですから；同じくヘビー級タイトルマッチ挑戦者決定戦。チンタラした試合で延長戦に…「こんな試合の延長戦見たくないなぁ、どっちも負けでいいやん；」って思ってたら、角田さんがリングに入ってきて「ヘビー級タイトルマッチ挑戦者決定戦でもあり、日本人最強決定戦でもあることを鑑み、こんな試合では認められない。延長戦でもこんな状態であるならば、両者失格とします！」と。おお！まさにどっちも負け！そしたら延長で武蔵がコロンと負けました。武蔵のために作られたはずの階級で負けてたら世話無いわ；というか、どっちにしろバダ・ハリに勝てそうもないけどね。

そしてスーパーヘビー級初代王者決定戦、セーム・シュルト 対 レイ・セフォー。セフォーが善戦して、シュルトもポコポコ当てられてダウン。おいおい、ちょっと大丈夫か？と思ったけど、やっぱりシュルトは強かった。一撃KO。
しかし、スーパーヘビー級の最強を決めるのに、シュルトはWGPのチャンピオンなんだから当然として、相手はセフォーでよかったのか？きっとバンナやらバンナやらバンナやらが「オレちゃうのん？」って思ったはずだ。バンナは沢屋敷に負けちゃって、何にも言えなくなったと思うけど(笑）