フカも顔なじみ〜♪

お嬢の歌に「旅行けば〜駿河の国に〜茶の香り〜」で始まり、「フカも顔なじみ〜・・・」という曲があります。
鼻歌マドロスだったかな？
で、今日の話は何かというと、フカです。写真は「フカの湯引き」なんです。フカとは、いわずと知れたサメのことですが、ワタシはこの「フカの湯引き」が大好きで、小さい頃の思い出の味なんですよね〜
ところが、これがあまり手に入らないんです；
子供の頃は大阪の南の方に住んでまして、海が近いのもあって、この季節フカとシャコはふんだんに食卓に並んでいました。結婚して、食事の買い物をするようになって衝撃的だったのは、思うものがスーパーに無いということでした（笑）フカしかり、シャコしかり、海老ジャコしかり… 同じ大阪なのに；しかも海沿いなのに；；
そんなフカを、先日近所の魚屋で見つけて、喜び勇んで買いました。懐かしい味にとりあえず満足しましたが、なんで骨と皮がついてないんだ？ってことがチョット不満。皮のプリプリ感とか、骨の周りの柔らかいところが特に美味しいのに〜〜亡くなったおばあちゃんと取り合いをしたことなんかを思い出しました。
フカは皮が厚く腐りにくいので、昔は山間部まで運べる魚として重宝されたそうです。でも腐り始めるとひどいアンモニア臭がするそうですが（笑）今は、たまたま網にかかったから…という理由で、旬のときだけ魚屋に並ぶんでしょうかね；