祇園祭の宵山

暑い中を四条周辺を練り歩いてきました。
昼間は、四条通もまだ歩行者天国になってないので、とにかく歩道に人が溢れていました。長刀鉾や月鉾など、有名どころが四条沿いに鎮座してるものですから、みんな立ち止まって写真を撮ったり・・・というわけで、四条を歩くなんてのは無理な話です。1本2本外れたりしながら歩きました。
まずは縁結びの保昌山へお参り。粽や護符を貰おうと、若い女性の熱気がすごい。絵馬に書かれている言葉も真剣そのものでした。もちろん私も「人との縁って大事よね?」と真剣にお参りして厄除けのちまきも頂いてきました。

ここは、仏光寺さんあたりまで下ったところなので、比較的空いていましたが、そのあと鶏鉾あたりへ来てから、段々とすごい人ごみになってきました。でも、こんちきちん♪のお囃子や、揃いの浴衣を見ると楽しい気分になってきます。
綾傘鉾を見て伯牙山にもお参りして、杉本家の屏風を見せてもらう。杉本家の中は撮影禁止なので、屏風だけでなく見事なお庭も何も撮れなくて残念ですが、屏風裏に飾られたお花の1輪にまで気を抜かれてないのが伝わってきて、素晴らしいの一言でした。お見事。

日も暮れて、賑やかさも増し、提灯に火がともり・・・

蟷螂山・・・は妙にリアルなカマキリにビビッてしまい、視界シャットアウトで通過(笑)。
月鉾の手前で花傘が出てて、巡行のときのような綺麗どころというわけではなくて、子供達。とっても可愛かったです。花傘巡行は見たことがないのでとっても見てみたいのですが、24日・・・無理だなぁ。今年はどこのお姐さんたちが出はるんやろう?って、興味はそれかいっ。
さて、路地の両側に夜店が出て、とっても賑やかなんだけど、子供が飴細工やら、カキ氷を持ってたりするので、着物にはとっても危険。それでも一番混雑する時間帯を避けて、しかも大通りを避けてるわけで、ずいぶんマシだったようです。数年前だったら、人に酔っちゃって大変だったと思います。(大変というより、絶対無理・笑)
南観音山を見て、タイムアウト。お祭はまだまだこれからだろうけど、堺まで帰らないといけませんからね;

以前に祇園祭に行ったときは、あまりの人ごみに恐れをなして、チョロっとしか見られませんでした。「これが有名な月鉾か〜」ってくらいで。屏風祭があることも知らなかったし、そもそもこんなにたくさんの山鉾が存在することも知りませんでした。今回は、色々回って、色んな故事を確認できて、とても楽しかったです。今回は南の方中心だったので、次回はぜひ北の方を回りたいものです。でもしばらく人ごみはパス・・・かなぁ。

あ、祇園の「いづ重」さんで、粽寿司を食べました。縁起物ですからね〜