皇帝ペンギン

takanee2006-07-13

偶然、二人とも早く帰れたので、久しぶりに平日映画。といってもホームシアターですけど。
昨年、長編ドキュメント部門でアカデミーをとった「皇帝ペンギン」。結構ペンギン好きな私は、興味津々。わくわくして見始めたのですが、もうペンギンがかわいくって。最初は不自然な感じがしていたフランス語のアテレコも、徐々にペンギンがしゃべってる〜って感じになってきて、ペンギンをとりまく自然の厳しさに圧倒され、すっかりペンギンたちに感情移入。大事な卵を氷原に転がしてしまい、パニックになる若い夫婦。せっかく生まれたヒナが寒さに負けて死んでしまい、狂気にかられ他のペンギンのヒナを奪おうとする母親。長い道のりを旅して、ようやくたどりついた海でアザラシに食べられてしまったり(アザラシの獰猛さに絶句;)・・・ペンギンたちの知られざる人生が、まるで人間を見ているようで、物悲しくも切ない思いがしました。
ペンギンたちに幸アレ!