UFC67

やっぱり注目はミルコの移籍＆初試合、久々のお目見え＆UFC初参戦のランペイジ･･･ですね。ミドル級のタイトルマッチがメインイベントだったんですが、タイトルマッチじゃなくなったこともあって、すっかり霞んでました。
クロアチアという国の知名度が低いアメリカにあって、アメリカ在住のクロアチア人は大いに盛り上がったらしいミルコの登場は、なんと「デンデンデデン････デンデンデデン･･･」のPRIDEのテーマ。高田が和太鼓を叩いてるかと思いましたよ(笑）威風堂々のミルコは、相手のサンチェズに終始プレッシャーを与え続け、いつものようにセンターをキープ。何度か良い左ハイが入るものの、ダウンをとれず、結局マウントからのパウンドでTKOでした。初登場ということもあって、きれいなハイキックで決めたかったんだろうけど、存在感は十分に示したないように思います。これからの活躍がまた楽しみです。
クイントン・ランペイジ・ジャクソンは、いつもの遠吠えスタイルで入場。１Rは「あれ？ファイトスタイルが変わったのかな？」と思うようなスロースタートでしたが、２R目はガンガン。相手の首を抱え込んでパンチを叩き込みKOに持ち込んでました。強いジャクソンお帰りって感じ。
ミドル級のタイトルマッチは、アンデウソン・シウバとトラビス・ルターだったのですが、トラビス・ルターが減量に失敗してノンタイトル戦に。減量ミスって、ミドル級でもなくなるんでは？まあいいのか；そんなこんなで試合前からブーイングが飛んでいる始末。１Rのアンデウソンがあんまりピリッとしなかったため（っていうか、前回のタイトル戦の圧倒的な勝利が印象深くて…）、「やばくない？」って思ってたんですけど、まあ、さすがに強かったです。
大会的には、一応このタイトル戦（予定）がメインだったわけですが、放送的にはミルコがメインでした。これは「日本的に」ではなく、アメリカの放送的にもです。現在のUFCはヘビー級が手薄（？）なので、ミルコへの期待度がわかります。前にUFC最年少王者だったジョシュに勝ってるというのも箔になってるんでしょうね。
そもそも、ジョシュが日本にやってきたのは、薬物疑惑でUFCのヘビー級のベルトを剥奪されたからなんですが、あの、あのジョシュがですよ？クスリやってて、あの体はないでしょう(笑）何か色々あったんですかね〜