口論になりましたよ;

昨日、仕事から帰ってきて、三崎・秋山戦のその後について、そしてPのバカさ加減について話をしていたら、二人の情報量の差から話が繋がらなくなってきて、ちょっぴり口論になりました;
夫婦喧嘩というほどのことではありませんが、お互いの主張することと、お互いの怒りのポイントが少しずれていて…怒ってることはPのことなので同じことのはずなんですけど。とにかく、すべてはPのせいです!
なんでこんなに熱くなってるか…について、キッチリ書いてみたいと思います。

というわけで、ここから格闘技話です。
長くなるので、以下隠します。
まず、大晦日の三崎・秋山戦です。
三崎のパンチに腰をついた秋山が、そのまま4点ポジションでガードすれば良いものを、グランドでは不利とみて立ち上がろうとしたのでしょう。その立ち上がり際を三崎に蹴られました。秋山の手は明らかにリングを離れており、4点ポジションではありませんでした。
やれんのか!のルールでは、4点ポジションでの蹴りは反則でした。でも秋山は4点ポジションではなかったので、三崎の蹴りは反則ではないのです。が、秋山陣営と谷川Pは、それを反則とみなし提訴しました。三崎の足が秋山を捉えたときには4点ポジションではなかったが、三崎が蹴りに入ろうとしたのは秋山が4点ポジションのときだったから、三崎の蹴りは反則だと言うのです。
相手の動きを予測して動くことが反則ですか?
秋山は、その前の年のヌルヌルのこともあって、問題にするのは控えるという立場をとっていましたが、結局Pに焚きつけられたようです。Pは、自分が応援する選手が勝たないと気が済まないのですね。完全にイチャモンです。この時点で、Pはホントにバカだなとは思いましたが、HERO'S側から派遣した人が負けっぱなしでは格好がつかないので、パフォーマンスなのかな程度に思っていました。

この抗議により島田(ブーイング)Dからの、やれんのか!正式見解「三崎選手の蹴りに対しては反則とも反則でないとも取れます。一連の攻撃の流れで起きた行為ですので、非常に判断が難しいと言わざるえません。しかし、ルール会議において選手及びセコンドには『本イベントは、旧PRIDE ルールとは全く違う禁止行為のあるルールですので必ず気を付けてください、そして疑わしきは罰します』と通達していました。・・・よって今回は、ノーコンテストが適切ではないか、というのが競技陣の判断です。」だそうで…
疑わしきは罰する?相手の動きを予想して動くのが反則?
疑わしきは罰する?そんなことを決めてたのなら、リングの上で「疑わしい」と言え!疑わしいは罰するというのは、そういうことでしょ?
しかし、試合の裁定というのは(ヌルヌル事件のような故意の反則以外において)簡単に覆るものではありません。Pのバックにあるものの力が大きいのでしょうが、それに屈してしまうなんて、「やれんのか!」は結局「やれないんだ;」と思いました。

それでも、今回のことについては、結果的に秋山はPに踊らされたのだと思っていました。この会見について読むまでは…
「提訴すれば『1年前にお前も反則をやったのになんでそういうことを言うねん』と非難されるだろうと思ったけど、自分が問題提起をすることでファンや選手の役に立てると思い、谷川さんに言われて(提訴の)文を出させていただいた」「ルールに基づいて判断していただくことが一番だと思った。みなさんが納得できる試合がこれから起こったらいいのではという気持ちで文を提出した」さらに、秋山は反則勝ちを主張していたが、上記の経緯から「ノーコンテストでも受け入れようと思っていた」といい、「レフェリーの100%受け入れるつもりだったので、もうどうこう言うことは無い」と了承した。…とのこと。
何様???百歩譲って、三崎の蹴りが反則だったとしても、1年前のひどい反則とは比べ物にならない。前から言ってるけど、故意による計画犯罪と事故くらいの差があります。その秋山が問題提起することでファンや選手の役に立つですって?ルールに基づいてですって?計画犯罪でさえ反則負けにならなかったのに、事故が反則負けになるとでも思ってたのでしょうか?ビックリするわ;秋山にモラルがどうこう言われたくもないし、ほんとに頭にきた!
結局、秋山は負けを認めるのが絶対に嫌なのでしょう…勝ちにこだわるというのは本当ですね。誰しもそうだとは思いますが、どんな反則をしても勝ちたいと思いますか?負けと判定されたときには、色々ゴタクを並べて大騒ぎして、負けを認めようとしないなんて、見苦しいにも程があります;
Pに至っては「僕個人の見解では反則だと思ったが、やれんのか!の審判団に任せて、昨日結果を見て納得した。そういう解釈もあるのだと勉強になった」などと言ってます。Pに振り回される、やれんのか!サイドもどうかと思いますが、そこはスポンサーとの絡みがあったりするのでしょう…情けないですが、何より情けないのはPですよ;なにが勉強になっただ;ヤカラとしか思えません。

さらにPは、再戦を熱望し、「やれんのか!実行委員会を通じ三崎とは秋山戦を2回やることで合意していたのに、FEGとやれんのか!側に無断で三崎が戦極への参戦を決めたことに遺憾」だと…

問題はココです。私は、「やれんのか!は1回だけの興行だったのだから、三崎の次の試合を拘束する権利などないのでは?」と思っていました。そもそも2回やることで合意していたという部分に引っかかっていましたし、もし2回することになっていたのだとしても、2回目がいつなのかもわからない状態で三崎が次の試合を組めないのはおかしいではないかと思いました。どうしても三崎を悪者にしたいようです。

三崎陣営であるグラバカの菊田選手がブログで「確かに2試合契約という話しを、最初、やれんのかサイドから頂きましたが、みなさんも知っての通り、やれんのか、はあの日が最初で最後の興行でした。」「なので、2試合という発想は元々奴にはないし、そもそも、2試合目をどこでやるのかもこちらには分からないので、一試合でないと出来ない、というそのむねを、やれんのかサイドに伝えたところ、ちゃんと合意をもらって出場しています。そして、やれんのか、終了後、当然、三崎はどこにも契約していないフリーの立場なので、今年に入り次の試合について戦極を選んだ次第です。ただこれも、戦極と契約をする前の段階できちんと連絡を入れています。」と言っています。

とすると、Pが勝手なことを言ってるとしか思えません。イイガカリですよ。なんで、こんなことをするんでしょう…悲しくなります。こういうことを知ってしまうと、やれんのか!や、これからの格闘技界に抱いていた期待も萎え、見る気を失ってしまいかねないというヤルセナサやら、Pやそのバックにいる金と力のあるものに対する怒りやらで、いてもたってもいられなくなります。

ダンナは「これがPのいつものやり方やねん」と言いました。「契約があるならその文書を証拠にしたらいいはずやん?でも、そんなものはなくて、菊田が言う真実よりも、先に会見で言ってしまって話を大げさにして、これで三崎が再戦せーへんかったら『逃げた』って言うねん。いつものやり方や!」と。
私は悲しくてなりません。青いのでしょうが、ダンナの影響で格闘技を好きになって10年…おそらくは金と力のあるものの贔屓と、視聴率と金の問題で、選手達の命を張った試合が陵辱され、純粋に格闘技を好きなファン達がバカにされて、これが黙っていられるでしょうか?ハラワタが煮えくり返る思いです。
もう誰も秋山と試合をしないでほしいです。秋山の試合はもう見たくないです。そして、Pが絡むところでは、誰も試合をしないでほしい…こんなことが続くと、格闘技を嫌いになってしまいそうです。わざわざスカパーに入り、ペーパービューで見てるんですよ?バカみたいじゃないですか(泣)大連立の話がでたとき、「?」と思いながらもまた日本のMMAが見られると喜んだ自分が情けないです;

もう…Pはどこかに行ってくれないでしょうか。
格闘技界はPのオモチャじゃないし、Pに引っ掻き回されるのはコリゴリです。
こんなことで、夫婦で熱く口論になるのもどうかと思いますしね〜