好き嫌い

食べ物の好き嫌いってありますか?
好きなものはたくさんありますが、私は嫌いなものはないです。食べたことのないものは、とりあえず食べたいって人ですし(笑)あ、でも正確には「嫌いなものはなかった」です。今は、ビジュアルとして虫がダメなので、イナゴとかハチの子とかダメです。昔は、嫌いでもなかったんですけどね〜
そういうわけで、虫以外に嫌いなものはないですが、食べられないものはあります。色々アレルギーがあるので…灰汁の強い山菜系や、当たりやすい貝類は、常に体調と要相談です。だから、私は嫌いなものを聞かれると「嫌いなものはないけど、食べられないものはある」と伝えます。嫌いなものを聞かれるときというのは、例えばその人が私に何かプレゼントしようとしてくれてる場合もありますよね?きちんとお伝えしておかないと、その方の好意を無にしてしまうかもしれませんから。

ところが、そういう意識っていうのは、個人によってズレがあったりしますよね?私は家に人を招くことが多いので、たいてい初めて来られる方には「嫌いなものはないですか?」とお聞きします。せっかく来てもらったのに、その人の嫌いなもの尽くしにしてしまったら申し訳ないですから。
でも、「嫌いなものはない」と聞いていた人に限って、料理を目の前にしてから「生ものは苦手」だとか、「にんじんは食べられない」とか聞いてしまったり…だったら先に言ってよ〜って泣きそうになったりします;「苦手で、できれば食べたくない」というレベルのものっていうのは、「嫌いなもの」だと思うんですが…「嫌い」というのは、子供っぽいから避けたいのでしょうか;意思表示はちゃんとした方が、お互いのためだと思うんだけどね。
だから、最近は「嫌いなものはないですか?」ではなく、「苦手だったり、食べられないものはないですか?料理から外しますから」ってわざわざ言うことにしています。相手にも楽しく食べてほしいですし、私も「作って良かったなぁ」って思いたいですから。

でも、食べ物の好みって、年とともに変わったりしますよね?
まさじいは、結婚前は大根が嫌いで、絶対に食べようとしなかったのですが、何かのタイミングで食べて以来、いまや二人で1本ペロリってこともあります。先日も、「えんどう豆の玉子とじ」を出して、どう言うかな〜って興味津々で見てたら「美味しい♪」とのこと。以前だったら、絶対食べない素朴な味ですもん。
そういう意味では、苦手って思ってるものでも食べてみたら?とは思うんですが、それでも「できれば食べたくない」のなら、やっぱりそれは嫌いなんだよね〜?